STORY - Ⅱ-
We Never Gave Up -Interlude-
今回は何だろう、そう思っていました。
今回はメンバーの心を巡る旅でもありましたね。
ドアを開けるような音、カセップテープの始まりのような音から始まり、" 挫折 " と言う言葉とともにシゲアキさんの声が聞こえて胸がギュッと締めつけられるような感覚。
シゲアキさんから始まる順番というのいつもと違って珍しいですね。
私はシゲアキさんがジャニーズに入社した年に生まれたので最初から全てを知っているわけではありません、ましてやまだ10年ほどです。過去には戻れないのでその当時を知ることは出来ませんが私の知っている限りでも沢山挫折を経験してきたんだなと分かる。" 補欠扱い " 、" 誰でもできる仕事を積極的にやろうとしてもやらせてもらえない "、" 自分と周りが思ってる自分の差を感じる " 、それでもこのままじゃヤバいと挑戦した小説家への道。
挫折した経験いっぱいあったと言うシゲアキさんが
" ここで言うのは…きっ、恥ずかしい "
と言った時本当は厳しいなのか気恥ずかしいなのかなんて言おうとしたのでしょう。自分だけ出来なかったこと沢山あったよね、LIVEで思い悩むこともあったよね。これだけでも胸がまたも締めつけられるような感覚だったけれどその後に触れたのは、
" メンバーが抜けていくこと " 。
" 今でも時々みんなとやってたらどうなっていたんだろうって思う "
そんな風に言えるようになっていることに強くなったんだなと感じました。そもそもこういう話をしてくれるNEWSって凄いなっていつも感じます。
" 4人でやる覚悟 "
"俺達は前に進まなきゃいけない "
その心の強さがファンにも伝わっています。
" それがあったから今の自分がある "
普段聞いたら綺麗事だなんて思われてしまうこの一言が簡単な言葉には聞こえなかった。
"挫折し続けてそれでもまだ自分に可能性を探してた"
" 諦めなかった結果 "
そう話すシゲアキさんの今はとても輝いていて普通にこなすことは難しいほどの仕事でそれを大変だなんて言いながら楽しそうにこなしていく姿は本当に格好いい、諦めずに頑張ろうと思える背中をファンに見せてくれているそんな気がしました。
何度でも
初めて聴いた時、男性の高音がこんなに色っぽいものなのかと衝撃を受けました。
作詞作曲を手掛けてくださった方のツイートを見て知り得たことではありますがLIVE映像を何度もご覧になり作り上げたものです。そのことを心に留めて聴くとそう感じさせる1曲。
時の流れに身を任せ乗り越えてきたことでその時々の襲った不安もなくなっていく、そして残る仲間(9人→4人)と共にこれからも歩んでいくという力強さを感じさせます。
" 7あの頃は 8誰よりも 9夢描いてた "
そうシゲアキさんが当時を振り返るようで
" 今も思い出すけれど "
手越さんが当時の葛藤を思い出しているかのようで。
" なによりも 誰よりも〜君がいてくれたから "
自意識過剰になっても良いですか、そう問いかけたくなるようなこの歌詞。" 君 " を私達ファンだと置き換えて聴いてしまう、そしてLIVEで私達に向けて歌ってくれるような気がします。
サビの部分では様々な葛藤があって決して一筋縄ではいかず踠いてきた背景が読み取れそうで、それでいて決して立ち止まったわけではなく今も尚立ち上がり歩み続けていく希望に溢れていますね。
辛く踠いた日々が沢山あったことでしょう、それでもその日々にありがとうが言える。そのことがどれだけ力強いか、簡単には口では言えない言葉。
" ただいまと言える場所 失くしたくはないよ "
この歌詞には鳥肌が立ちました。グループを存続できるかどうかさえ危うかった過去が彼らにはあります。NEWSというグループでもありNEWSとファンが共に作り上げる一体感のあるLIVEでもあるのでしょう、その場所を" ただいまと言える場所 "と呼び失くしたくないと言ってくれる。心強く何処までもついていきたいと改めて思いました。
まさにNEWSと共に歩むファンのSTORYを感じられる曲ではないでしょうか。
What is Love? -Interlude-
誰よりも" 愛 " を語るのにふさわしい人。
自分からの愛情はもちろん、そう誰もが言えるわけではないと思う。愛は必要不可欠かもしれないけれどそれを相手に正面から伝えることって誰にでもできるわけではない、でも彼はメンバーへ対する愛を日々伝えていてLIVEに行けば私達ファンへ無数の愛を与えてくれている、愛のある人とは" 小山慶一郎 "を表しているように感じられます。受け入れること、優しい心でいること、認めること、それを愛だと説く彼にぴったりなワードすぎますね。一生続く愛を嘘偽りなく信じ、それがなくなった時には自分の存在価値や生きがいがなくなってしまう気がすると言いきれる小山さんには一生分の愛を伝えても叶わない、そう悟らされた気がします。
STAY WITH ME
小山さんの愛についてのお話が結んだ後にやってきた圧倒的ラブソング。
ピアノがとても引き立つ曲。
" 恋煩い " と書いて " 恋 " と読む、器用な自分が" 恋 " によって今までとは違う変化に少し戸惑いながらも " 君の存在 " を大いに認めているよう。
予測変換や計算で測れない、頭に引っ付いて離れなくて、このフレーズがどれほどに " 君 " を想っているかが分かります。なかなか表さないような表現でありながら聴いている人へその心の内が伝わる、こんなに甘い言葉をかけられたらこちらが恋の病にかかってしまいます。
" 君を笑顔にする準備は万端
こんなに好きな人に巡り合えたからね "
不器用ながらも優しい表情を向けられているように感じさせ胸を打たれるような理由を述べてくれる。誰しもが信じたいけれどなかなか信じきれない
" 運命 " を信じていなかったけれど信じていいかなと想わせてくれる人とはどれだけ魅力的な人なのか
そんな人に出逢いたいとも思わせてくれます。
そしてこんなにも甘く蕩ける史上最高のラブバラードには様々な感情を表すような声でNEWSのメンバーは歌われていそうですね、とても優しくかつ色っぽさも交えた声でありながら熱の入り過ぎた声ではない、どこか足し引きされているのが感じられます。